薬師寺 法相宗大本山 薬師寺

休ヶ岡八幡宮【重要文化財】江戸時代

南門の南に薬師寺を守護する休ケ岡八幡宮があります。寛平年間(889~898)に大分県宇佐から現在地に勧請[かんじょう]されました。現在の社殿は慶長8年(1603)の建物です。社殿は全体に西面し、本殿・脇殿とも小高い石積みの壇上に建っています。社殿の西、前庭の西側にある座小屋は修復が多いものの、社殿とほぼ同じ時期の建物で、中世に始まった宮座が受け継がれている貴重な歴史的建造物です

休ヶ岡八幡宮の仏像八幡三神像 【国宝】 平安時代

薬師寺別当栄紹[えいしょう]によって勧請祭祀[かんじょうさいし]された薬師寺鎮守八幡宮の三柱の神像で、ひとまわり大ぶりに造られた僧形八幡神[そうぎょうはちまんしん]を中心にし、向かって右に神功皇后[じんぐうこうごう]、向かって左に仲津姫命[なかつひめのみこと]を配した三神一具の像として安置されています。木彫神像として最古の作例に属し、小像とは思えないほどの堂々とした姿で、三体それぞれが形・彫り・彩色の面で相互に変化と対照を考えた入念な表現が行なわれています。

※現在は奈良国立博物館に寄託されています。