修正会しゅしょうえ  

 古来より、南都(奈良)の諸大寺では、お正月に吉祥天女をお祀りし、新しき年の国家安穏・五穀豊穣・万民豊楽・除病除疫などを祈願する修正会が厳修されています。
本来初詣は、歳の初めに吉祥天に参拝し、前年の出来ごとを振り返り、新しい歳の幸せを祈り生き方を定めるものです。

薬師寺では吉祥悔過法要を二・七日にしちにち(14日間)厳修します。1日~3日は奈良時代から伝わる国宝・吉祥天画像を、4日~15日は平成本・吉祥天画像をご本尊としてお祀りします。

映像で見る除夜の鐘/修正会
12月29日 お身拭い
午後一時から
僧侶が仏さまの御体を浄布で拭い清める行事です。金堂・薬師三尊像、大講堂・弥勒三尊像、東院堂・聖観世音菩薩像を順にお身拭いし、迎春の準備を整えます。
映像で見るお身拭い

大晦日の行事

大晦日は午後10時半から翌午前2時まで白鳳伽藍をご参拝いただけます。(参拝無料)

除夜の鐘
打鐘は五名一組程度で行っていただきます。
お写経 越年お写経会
午後八時から翌午前二時まで お写経道場

大晦日の夜、お写経によって心静かに1年間を振り返り、ご自身とお向き合いください。薬師寺では大晦日の午後8時~元旦午前2時までお写経をしていただけます。

ご祈願 越年護摩祈願
午後十一時から翌午前二時まで 大講堂前
薬師寺修験咒師本部による護摩の修法がなされます。
健康祈願 修正会法要
午前零時から 金堂
ご本尊薬師三尊・吉祥天に1年の健康をご祈願致します。
法話 年頭法話
令和六年の年頭法話はございません。 

三ヶ日の行事

健康祈願 修正会日中法要
午後一時から 金堂

密を避ける為、入堂を制限する場合がございます。

厄払い 初護摩祈願
午前十時から 大講堂前
薬師寺修験咒師本部の奉仕による初祈願、厄除祈願等の護摩の修法がなされます。
お写経 新春お写経会
午前九時から午後五時

新春の清涼な空気の中、新たな年の目標を掲げお写経なさることをお勧め致します。
薬師寺では、ご家庭にても新春のお写経をなされることをお勧め致しております。

法話 新春法話
午後一時半から   白鳳伽藍内特設法話会場

加藤朝胤管主による新春を迎えるにあたっての法話がございます。
1月5日 初玄奘縁日
平和祈願祭  玄奘三蔵院伽藍

2月5日は法相宗の鼻祖玄奘三蔵のご命日にあたり、薬師寺では毎月5日に玄奘三蔵院伽藍において玄奘三蔵会を厳修しております。

1月5日には初玄奘縁日として、世界平和の祈りを込めた法要を厳修します。
1月8日 初薬師縁日
大般若経転読法要

歳の初めの薬師縁日に、1年の健康祈願としてお参りください。

毎月8日は薬師縁日として、金堂にて大般若経転読法要を厳修し、健康祈願を承ります。木札にご芳名とご祈願を書き、一躰ずつお読み上げして御祈願致します。1年の健康祈願にお参りください。
薬師縁日御祈願札 一躰 千円
1月15日 吉祥天にちなむ
お香とお茶の会   
吉祥天に1年の平和を祈る、吉祥悔過法要は15日間行われます。その結願(最終日)の法楽として「吉祥天にちなむお香とお茶の会」を開催します。
お香席、お茶席、福引き抽選会

修正会のご本尊吉祥天は、吉祥招福・世界平和のみならず芸道のご守護下さる女神様であり、年のはじめに参拝祈願すると、習い事が上達すると古来より言い伝えられております。
この日は薬師寺境内一円でお茶席、お香席などが開かれ、老若男女が相集いお愉しみ頂きます。

お茶席は寺僧が亭主となり釜を掛け、お香席は数々の名香を聞く事が出来る貴重な機会です。
是非ご参加下さい。定員280名 先着順(各席40名)
受付 午前の席 9時~10時  午後の席 11時半~12時半(まほろば会館)
会費 7,000円
お香席 志野流香道 家元 蜂谷宗玄宗匠
まほろば会館または食堂
お茶席 茶道裏千家 淡交会 高田宗邦師
慈恩殿
福引き
抽選会
お茶席終了ごとにお茶席で

お申込みなど詳しくはこちらへ(お香の会HPへ)
※新成人の方は参加費無料でご招待致します(先着10名、事前にお申し出ください)
※新型コロナウイルス感染防止のため、お持ち帰り弁当をご用意致します。