青年衆せいねんしゅう
修二会花会式しゅにえはなえしき (3月21日~4月1日)

3月21日から始まる花会式の準備では、23日に薬師三尊さまをはじめとする薬師寺の仏さまのお体を清めるお身拭い、仏さまにお供えするだん(お餅)作りが行われます。
24日には堂内を飾る十種の造花を活けて花会式の準備が調います。



25日から始まる花会式では、僧侶・参拝者のお世話役である「堂童子」として法要の準備を手がけ、僧侶とともに花会式独特の声明しょうみょうである「薬師悔過やくしけか」を唱えます。
また参拝者やお籠もりの参籠者のおもてなしをお手伝いいただきます。

青少年の為の寺子屋てらこや (8月中旬)

夏休みの寺子屋では「友情・鍛練・自律」を目標に、小中学生の子供たちとお寺の生活を過ごしながら、身近なものへの感謝の心を養います。また、子供たちを指導していく中で、リーダーとしての行動力を身につけます。
寺子屋では、お写経や遠足、奈良の寺社の特別拝観などを行います。

修正会しゅしょうえ (12月27日~1月4日)

修正会は、一年のはじめの正月に幸福の女神である「吉祥天女きちじょうてんにょ」をご本尊に迎え、一年の福徳を祈願する法要です。新年を迎える準備として12月29日には新年の鏡餅をつき、仏さまのお体を拭き清めるお身拭いが行われます。

また門松作りなど、失われつつある日本の文化を体感していただけます。また正月三ヶ日は、初詣に来られる参拝者に快くお詣りしていただけるよう、おもてなしをお手伝いいただきます。

玄奘三蔵会大祭げんじょうさんぞうえたいさい (5月4日~6日)

玄奘三蔵会大祭は、薬師寺の宗派である法相宗ほっそうしゅうの教えをインドから中国に伝えられた玄奘三蔵げんじょうさんぞう(三蔵法師)の遺徳を偲ぶ法要です。5月5日には奈良時代の芸能である伎楽が奉納され、夜には境内に並べられた約三千基の灯篭に火が灯される万灯会も行われます。

玄奘三蔵会大祭では法要の準備や参拝者のおもてなしをお手伝いいただきます。