青年衆せいねんしゅう




青年衆とは?

薬師寺青年衆は日本の未来を担う青少年の為に、昭和40年代から実施しています。日本の文化や歴史を学び、お寺での奉仕活動を通して、人生の生き方を考え、自己を見つめる機会として頂いております。
また、全国から集まる同世代の仲間との集団生活を通して、「他者を思いやる心」をはぐくみ、深いつながりをもった仲間を作ることを目的としています。

今日も地域や性別を問わず高校生・大学生を中心として多くの方にご参加いただき、若い力で薬師寺の伝統行事を支えていただいております。 お寺という非日常の生活のなかで自分磨きをしてみませんか。


    修二会花会式しゅにえはなえしき (3月21日~4月1日)

    3月21日から始まる花会式の準備では、23日に薬師三尊さまをはじめとする薬師寺の仏さまのお体を清めるお身拭い、仏さまにお供えするだん(お餅)作りが行われます。
    24日には堂内を飾る十種の造花を活けて花会式の準備が調います。



    25日から始まる花会式では、僧侶・参拝者のお世話役である「堂童子」として法要の準備を手がけ、僧侶とともに花会式独特の声明しょうみょうである「薬師悔過やくしけか」を唱えます。
    また参拝者やお籠もりの参籠者のおもてなしをお手伝いいただきます。

    青少年の為の寺子屋てらこや (8月中旬)

    夏休みの寺子屋では「友情・鍛練・自律」を目標に、小中学生の子供たちとお寺の生活を過ごしながら、身近なものへの感謝の心を養います。また、子供たちを指導していく中で、リーダーとしての行動力を身につけます。
    寺子屋では、お写経や遠足、奈良の寺社の特別拝観などを行います。

修正会しゅしょうえ (12月27日~1月4日)

修正会は、一年のはじめの正月に幸福の女神である「吉祥天女きちじょうてんにょ」をご本尊に迎え、一年の福徳を祈願する法要です。新年を迎える準備として12月29日には新年の鏡餅をつき、仏さまのお体を拭き清めるお身拭いが行われます。

また門松作りなど、失われつつある日本の文化を体感していただけます。また正月三ヶ日は、初詣に来られる参拝者に快くお詣りしていただけるよう、おもてなしをお手伝いいただきます。