国宝東塔にお納めする 特別なお写経のお勧め
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 皆様のお力添えにより、国宝東塔は13年の長期にわたる解体大修理を終え、これまで東塔を守りつづけた心柱も傷んだ部分を取りのぞいて補修され、新たな命が吹き込まれました。
 現在、心柱の修理の際に生じた木片を漉き込んだお写経用紙に、お釈迦様を讃える『舎利和讃』を書写いただき、心柱を東塔にお戻しする国宝東塔四相像結縁特別写経を勧進しております。お写経を東塔にお納めすることで木片となった心柱をお戻しし、お釈迦様にご結縁いただく特別なお写経です。尚、ご納経料は東塔を未来に伝えるために活用させていただきます。
 ご家族・ご友人にもお勧めいただき、お一人でも多くの方々にご結縁いただけることを願っております。

合 掌

釈迦八相像について
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東塔初層にはお釈迦様の前半生の四相像が安置されました。

 『薬師寺縁起』によれば、かつて薬師寺東塔・西塔にはお釈迦様のご生涯をあらわした釈迦八相像が安置されていましたが、度重なる災難により現在では残欠の一部が伝えられるのみになっています。
 薬師寺は再び東塔・西塔に釈迦八相像を祀ることを発願し、中村晋也先生(文化勲章受章者)に造仏いただき、平成27年、西塔にお釈迦様の後半生の四相像 成道・転法輪・涅槃・分舎利像を安置致しました。このたび解体大修理を終えた国宝東塔には、お釈迦様の前半生の四相像 入胎にったい受生じゅしょう受楽じゅらく苦行くぎょう像が安置され、約五百年ぶりに釈迦八相像しゃかはっそうぞうが東塔・西塔に祀られ、白鳳時代の信仰世界がよみがえりました。(通常非公開です)

国宝東塔四相像
結縁特別写経について
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「舎利和讃」のお手本と国宝東塔 心柱木片を漉き込んだお写経用紙
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修理前の心柱

下から見た修理前の東塔心柱。虫害により激しく空洞化していました。

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補修された心柱

解体大修理にて補修された東塔の心柱。

国宝東塔四相像 結縁特別写経 
ご納経料 1万円
● 勧進巻数1万5,000巻  ● お1人で何巻でもご結縁いただけます。


お申込方法

ご希望の方は、このページ最下部にある「ご自宅でのお写経お申込はこちら」ボタンをクリックし、申込ページにて必要事項をご記入の上、
「送信」ボタンをクリックし各ページの説明に従って申込を完了させてください。
送信が完了するとまもなく、ご登録頂いたメールアドレスに「薬師寺ご自宅でのお写経申込受付完了」というメールが送信されます。
この時点で受付完了となります。お書きいただいたお写経は、薬師寺まで郵送していただくか、参拝の際にご納経いただくこともできます。