西国四十九薬師霊場さいごくしじゅうくやくしれいじょうは、平成元年11月14日開創大法要が薬師寺で厳修され発足した、お薬師様を祀る奈良・和歌山・大阪・兵庫・滋賀・三重・京都の七府県 四十九の寺院で構成されている霊場巡拝の会です。

奈良県では、
 1薬師寺 2霊山寺 3般若寺 4興福寺 5元興寺 6新薬師寺 7久米寺 8室生寺 9金剛寺
和歌山県では、
 10高野山龍泉院 11高野山高室院 12禅林寺
大阪府では、
 13弘川寺 14野中寺 15家原寺 16四天王寺 17国分寺 18久安寺
兵庫県では、
 19昆陽寺 20東光寺 21花山院 22鶴林寺 23斑鳩寺 24神積寺 25達身寺 28大乗寺 29温泉寺
滋賀県では、
 31総持寺 32西明寺 46桑実寺 47善水寺 48水観寺 49延暦寺
三重県では、
 33石薬師寺 34四天王寺 35神宮寺 36弥勒寺
京都府では、
 26長安寺 27天寧寺 30多禰寺 37浄瑠璃寺 38法界寺 39醍醐寺 40泉涌寺雲龍院 41正法寺 42勝持寺 43神蔵寺 44神護寺 45三千院 

 お薬師様の功徳が説かれている経典は、永徽元年(650)の玄奘三蔵法師が翻訳した『薬師瑠璃光如来本願功徳経』です。
 この経を読誦すること四十九遍、お薬師様を七躯造立し、ともしびは車輪の如く大きな燈を四十九燈然とうともしなさい。燈は、それぞれの前に七燈を置き、更に四十九日間絶さず光明を然すように説かれています。
 病を直す法薬を与える医薬の佛様として、瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされています。
 私たちの最も大切な喜びは、健康を頂くことです。お薬師様の御宝前で日々の健康を願い、感謝の心を捧げる霊場巡拝を実践してください。